花粉症 湿疹の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
外回りの営業の仕事をしていますが、夏になると汗をかくところに湿疹ができ、痒くて困っていました。食後お腹が張り、眠くなるのも気になっていました。どうもお腹が弱い体質らしく軟便気味です。そして毎年春には花粉症の症状にも悩まされていました。家の近くの商店街に漢方薬局があったので、休みの日に行って薬をもらって飲んでいましたが、もう一つ効果が実感できませんでした。そんな時に仕事先の近くに漢方薬局を見つけたので、試しに立ち寄ってみました。
そこの漢方薬局の先生には、まずお腹が弱いことを指摘され、それが湿疹や花粉症の原因になっているかもしれないと言われました。そして皮膚の薬ではなくてお腹の薬をおすすめされました。自分でもお腹が弱いことは自覚していましたが、それが皮膚の状態と関係しているとは今まで全く思いつかず、初めは半信半疑でした。
30代男性
服用後1ヶ月で尿がよく出るようになりました。お腹の張りはやや改善され、肌の様子も落ち着いていますが、便は未だ軟便のままでした。2ヶ月すると肌はむしろ乾燥気味となり、痒みも無くなってきました。その後約半年薬を飲み続けたところ、湿疹はすっかり落ち着き、驚いたことに春になっても花粉症の症状も殆ど気になりませんでした。
ただ、その間の季節が秋から春にかけてだったので、これから汗をかきやすい季節になって、それでも湿疹が出なければ安心ですねと先生とお話ししていた矢先、急に地方に転勤になってしまいました。先生からは転勤先の漢方薬局を紹介していただいたので、これからもお腹の薬は引き続き飲み続けていこうと思っています。
この方が、初回ふらっと立ち寄られたときは9月末だったのですが、汗をかく季節に湿疹ができて痒い、お通じが軟便気味というご相談でした。お腹の調子がいつも良くなく、食後仕事中にも眠たくなることも気にされていました。
中医学的には脾気虚で、それが湿疹や花粉症にも影響していると考えられたので、脾気を補い、体の余分な水分を排出する漢方薬をお出ししました。次回お小水がよく出るようになったと仰ったので、脾の働きが良くなって体の余分な水分が排出されるようになったと手応えを感じました。
その後も月1回の御来店でお薬の服用は続けられ、皮膚の状態、花粉症も改善しました。ただ、これから汗をかく季節になって皮膚の状態が心配になってくるそのタイミングで、お仕事の都合で地方へ赴任されることとなりました。
折角縁あって当店に御来店いただいたのに、最後まで見届けられなかったのが残念ですが、引き続き赴任先の会員店さんに通って頂くことにしました。そろそろその後の経過を伺いたいと思っています。
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